医師用椅子・ドクター用チェアの定義とおすすめの仕様

■ 医師用椅子・ドクター用チェアの定義とおすすめの仕様

医師用椅子・ドクター用チェアとは、病院やクリニックの診察室で使用される医師（医者、ドクター）様が座るための椅子でございます。 特別な規定や基準はなく、製品の呼び方も医師（医者）用椅子・ドクター用チェアなど、まちまちでございます。 ここでは医師用椅子・ドクター用チェアの定義とおすすめの仕様をご案内させて頂きます。

●医師用椅子・ドクター用チェアとは

前述の通り、医師用椅子・ドクター用チェアとは、病院やクリニックの診察室で使用される医師（医者、ドクター）様が座るための椅子でございます。 特別な規定や基準はなく、製品の呼び方も医師（医者）用椅子・ドクター用チェアなど、まちまちでございます。 オフィス家具メーカーや医療機器メーカー等で製造・販売されている場合が多く、価格帯も多岐にわたります。 張地はビニールレザー張りが多く、肘つき、肘なし、エクストラハイバック、ハイバック、ローバックが主な仕様となります。 特別な規定や基準が無いため、診察に支障がなければどの製品を使用しても問題はないのですが、 ことクリニックのドクターは診察室で一日中座りっぱなしという場合も多く、なるべく疲労負担を軽減できる製品を選ぶ事が重要でございます。

●おすすめの仕様-1　　高価・高額・豪華すぎない

時として椅子（オフィスチェア）は権威・権力の象徴として見られる場合がございます。 ドラマ等の影響で、ドクターは高そうな椅子に座っているというイメージを多くの方が持たれていると思われます。 診察室に入る際に、医師を前に患者様は緊張してしまいがちで、診察時にはピークに達します。 その様な状態で診察室に入った時に、ドクター用チェアがあまりに立派で、患者様用のチェアが見劣りしたり、座り心地が悪かったりすると、患者様にとってあまり良い印象も持たないことも考えられます。 ドクターの疲労負担を軽減できる製品である事は大事ですが、あまりにも高価・高額・豪華すぎる製品で、患者用チェアと差がつきすぎる場合は注意が必要です。

●おすすめの仕様-2　　バリエーションが多い

医師用椅子・ドクター用チェア特別な規定や基準はございませんが、用途としてはオフィスで使用するオフィスチェアと同じでございます。 ワークスタイルの進化に伴い、オフィスチェアも進化しております。 多様なワークスタイルに対応するため、昨今のオフィスチェアはバリエーションが多く設定されております。 クリニックにおきましてもオフィス同様に診察スタイルも多様化しておりますので、 科目や用途に対応できるバリエーションの多いオフィスチェアを選ぶことを推奨いたします。 肘付、肘なし、エクストラハイバック、ハイバック、ローバック等バリエーションがあれば理想的です。

●おすすめの仕様-3　　張地は耐次亜塩素酸ナトリウム

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、アルコール消毒は日常生活にすっかり溶け込んでおります。 医療機関でも家具類の消毒は基本的な事となっておりますが、椅子関係の張地においてアルコール消毒には対応するものの、耐次亜塩素酸ナトリウム機能を持たないものもございます。 アルコール消毒はコロナウイルス、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、風疹ウイルスなどのエンベロープウイルスの不活性化には有効ですが、 ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルスなどのノンエンベロープウイルスには次亜塩素酸ナトリウムが有効でございます。 今後新型ノンエンベロープウイルスの感染拡大が起こらないとも限りませんので、耐アルコール＆耐次亜塩素酸ナトリウム機能をもった張地を使用した製品を推奨いたします。

医師用椅子・ドクター用チェアには特別な規定や基準はなく、製品の呼び方もまちまちでございます。 多忙なドクターが使用される製品となりますので、なるべく疲労負担を軽減できる製品を選ぶ事が重要でございます。

イトーキの高機能オフィスチェア・フルゴでございます。 シンプルでありながら個性的なデザインが特徴的で、かつ充実の調節機能を搭載し、どなたにも快適にご使用いただけます。 背シェルの上部が大型の把手になっているので、引き出しやすく汚れにくい特長があります。

⇒ 椅子王国が案内する「病院・クリニック様向け情報」　一覧はこちら