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■ 腰痛持ちの方がオフィスチェアを選ぶ時に注意したい4つのポイント

「座りすぎ大国日本」では、座りすぎが原因で既に腰痛持ちとなっているワーカーが多数いる事と思われます。 先進のサポート機能を搭載した高機能オフィスチェアに座る事で、軽度の腰痛を軽減する事は可能ですが、中〜重度の腰痛持ちの方にはあまり向いていない素材や機能もございます(※弊社独自の判断です)。 ここでは腰痛持ちの方がオフィスチェアを選ぶ時に注意したい4つのポイントをご案内させて頂いております。

● ポイント1  腰部のS字カーブがきつすぎない事

高機能オフィスチェアの特徴として、背の腰部(腰椎周辺に接触する部分)が前にせり出している点がございます。 これはオフィスチェアに深く腰掛けて背を伸ばすと、自然と背中がS字カーブを描き、立っている時と同じ姿勢になる事を目的としております。 二足歩行の人間は、立っているときに体が一番自然な状態になるため、座っているときにも立っているときと近い姿勢の方が体への負担が少ないので、理想的な機能といえますが注意したい点もございます。 背部のS時カーブ形状、特に腰部のせり出しが多すぎると、腰椎を圧迫し血流や体液の流れが悪くなる場合がございます。 腰椎付近がデリケートな中〜重度の腰痛持ちの方には、座っているだけで苦痛に感じられる場合がございますので、注意すべき点であるといえます。 主要オフィス家具メーカーの高機能オフィスチェアは人間工学に基づき設計されておりますので、S字カーブがきつすぎる事は無いと思われますが、メーカーショールーム等で確認する事をおすすめさせていただきます。

● ポイント2  背の素材はメッシュである事

オフィスチェアの背部は大きく分けて、メッシュ素材とウレタンクッション+布生地の2つに分類されます。 ここ最近の流れとして、オフィス家具メーカーの主力オフィスチェアは背にメッシュ素材を採用しております。 理由としてデザイン性に優れている、通気性が良いなどがございますが、背部の素材としてはメッシュ素材の方がウレタンクッションより体圧分散に優れている点がございます。 接触面積を広げることで、身体の表面にかかる圧力(体圧)が局所的にかかるのを防ぐことを「体圧分散」といいます。 メッシュ素材の特徴として、素材としてしなやかで伸びがあるため体重(荷重)がかかる場所がしずみやすい点がございます。 故に背部の3倍ほどの荷重がかかるオフィスチェアの座面の素材として最適とはいえないのですが、しなやかで伸びがあるメッシュ素材の特徴が背部では有効といえます。 樹脂または金属フレームとメッシュ素材のみで成形された背部は、ウレタンクッションと樹脂シェルで成形された背部よりもしなやかで、人の背の動きによりフィットします。 しなやかであるが為、腰椎付近へのあたり方も、やさしい素材であるといえます。 メッシュ素材の特徴の「伸びる」・「たわむ」事が、座っているときに座部より動きが大きい背部には相対的には適しているといえます。 腰椎付近がデリケートな中〜重度の腰痛持ちの方には、背部メッシュ素材をおすすめさせて頂きます。 ウレタンクッションと樹脂シェルで成形された背部の特徴として、メッシュ素材よりしなやかに動かない事と、多少「底つき感」があり、腰椎付近がデリケートな中〜重度の腰痛持ちの方には適していない事もございます。 肉厚&ふかふかをキャッチフレーズとしたいわゆるプレジデントチェア類も一見背にやさしそうに思われますが、均一硬度のウレタンを使用している事が多く姿勢が安定しないため、逆に背に負担をかけてしまう場合がございます。 一方で座の素材は「体圧分散機能を持つウレタンクッション」を推奨させて頂きますが、その理由は後述させていただきます。

● ポイント3  ランバーサポート機能が選択式である事

高機能オフィスチェアの機能として、ランバーサポートがございます。 ランバーサポートの多くは、背の腰部(腰椎周辺に接触する部分)にベルト状のクッションパーツを取り付けることで、背のS字カーブを保持しやすくするとされる補助機能でございます。 前述させていただいた「腰部のS字カーブがきつすぎない事」と共通しますが、素材と用途が適していない場合には腰椎を圧迫し血流や体液の流れが悪くなる事もございます。 腰椎付近がデリケートな中〜重度の腰痛持ちの方には、苦痛に感じられる場合がございますので、注意すべき点であるといえます。 高機能オフィスチェアのランバーサポートは最初から背部に組み込まれたものと、オプションで後付できるものがございます。 腰椎付近がデリケートな中〜重度の腰痛持ちの方には、メーカーショールーム等で確認できない場合には、ランバーサポートはオプションで後付(選択式)であるものをおすすめさせていただきます。

● ポイント4  座の素材はウレタンクッションである事

オフィスチェアの座部は大きく分けて、メッシュ素材とウレタンクッション+布生地の2つに分類されます。 座メッシュ素材のオフィスチェアは数少なく、座ウレタンクッション素材のオフィスチェアが大半を占めております。 現時点では座部の素材としては、メッシュ素材よりウレタンクッションの方が体圧分散に優れているといえます。 座メッシュのオフィスチェアでは、張りの強いメッシュ素材と高強度フレームを採用し体圧分散への工夫がなされておりますが、メッシュ素材の「のびる」・「たわむ」事を完全に回避する事は難しく、体重がかかる場所がしずみ込むだけで姿勢が安定しにくい場合がございます。 姿勢が安定しない事で骨盤が立ちにくくなり、腰椎付近に負担がかかり、背のS字カーブを保つ事が難しくなる場合がございます。 高機能オフィスチェアのウレタンクッションでは、適度な固さのウレタンクッションを使い、その形を体に沿わせることで体圧を分散できる座面を多く採用しております。 さらには、お尻のあたる部分をあえて少しだけ凹ませた座面を採用し、凹みにお尻をフィットさせることでお尻が前にすべって骨盤が寝てしまわない様な工夫もなされております。 着座姿勢が安定する事で骨盤が立ちやすくなり、腰椎付近への負担も軽減され、背のS字カーブを保ちやすくする事ができます。 腰椎付近がデリケートな中〜重度の腰痛持ちの方には、座部ウレタンクッション素材をおすすめさせて頂きます。

高機能オフィスチェアに搭載された先進のサポート機能は、用途に合わせ適切に使用する事で負担を軽減してくれますが、合わない場合には逆に負担が増してしまう場合もございます。 個人の体格や用途に合うか否かは、メーカーが提供する情報だけでは判断できない場合がございます。 前述させていただいた通り、腰椎付近がデリケートな中〜重度の腰痛持ちの方は、可能であればメーカーショールーム等で意中のオフィスチェアを確認する事をおすすめさせていただきます。

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